県庁の星

2005年12月8日 読書
県庁の星/桂望実
 非常に織田裕二的な話で、ぴったんこだとは思うのですが。
 原作は、正直買って損したという印象でした。
 
 まず、取材が甘いっ。
 
 役所で言う「ケッサイ」は「決済」じゃなくて「決裁」!!!

 決定してるのはお金の支払いだけじゃないっつーの。

 
 自分は役所でもスーパーでも働いたことがあるので、
 つい細かいとこに目が行っちまうのですが。

 うるうるに騙されるエピソードも着地点がよく見えないし。

 泰子さんはいいとして、聡もちょっと心理描写が薄っぺらいような。

 これ多分、作者がホントの新人でどっかの文学賞に応募したらボツなんじゃ・・・
 と、自分は思ってしまったとです。

 風刺だと思うけど、若手でこんな役人いるのか??

 まあ、映画になったら、面白そうではありますが。

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